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長編ドキュメント「その名はUNKOWN」 
2005 11 07
Mon 15:19:13

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人知れず存在する理由無き影・・・・それを我らは「闇」と呼ぶ・・・。

これは数奇な運命と果敢にも、人類存亡を賭けて戦った一人の戦士の物語である・・・・・。
あれから幾日か過ぎ、私は”あの事件”を忘れていた。

通常の任務としてその日も隊員達の戦闘服の洗浄をすべくウォッシュマシーンへと手を差し出した。
「うん?又外れてる・・・」
私は言いしれぬ恐怖を予感しながらも先日の事件を思い出しながら作業を終わらせるべく修理を試みようとした。
だが!その時!!
「わっ!」
突如とその存在を知らしめるべく「闇」は、視界を横切った。
思わず私は、その恐怖に身を震わせながらも必死にその「闇」に浸食されて居るであろうその空間を飛び出し安全圏外へと無事に脱出した。
「なぁっ・・なんなんだ!?」
その問いかけは虚しく部屋中を木霊する・・・・
そう、その時私は孤独な存在である事を忘れ声を荒げた。

耳を澄ましその存在を確かめるべくドアに近づく私の耳に、恐怖の足音が遠ざかるのが聞こえた。
「あっ・・あれって・・・」
私の記憶が正しければ、「独り言」と言う虚しい行為で有ったろう。
だが、その時の私には声に出すしか術を持たなかったのである。
この部隊の隊員として運命づけられ訓練された私でも未だ経験する事が出来なかった衝撃・・・そう!衝撃的な事件だったのだ。
そんな事件が起きていても誰も助ける者は居ない・・・・

私に課せられた「新たな敵」との孤独な戦いを神は望んだのだろう。
だが、私には「新たな敵」との戦う術を知らない・・・
それでも私は戦士の一人として無謀にも戦う事を決意していた。
そうは言っても初めての戦いである。
「敵」の存在を認識したとしても、相手はどんな武器を使うのか?どんな姿をしているのか?全く予想すら出来ない。
考えあぐねている私の脳裏に、昔、子供の頃に「超集中教習マシーンT・V」で見た記憶が甦ってきた。

そう、確かあれは顔は見えないが大きな体の女性を見ると「敵」と酷似した姿で、その女性を足下からそっと襲いかかり、その恐怖で女性は椅子によじ登る・・・
確か・・・ジェリーとか呼ばれていた存在・・・。
自分でも何を考えているのか、すでに私の脳は破壊的混乱を招いていた。
「どうする?」
自問自答の末、私は一時の休息を取る事にした。
「戦士はどんな時も冷静でなければならない」
そう言い聞かせながらも未だ姿を現さず警告のように去っていった「闇の存在」に動揺を隠せないで居た。

私は恐る恐るドアのノブを回した。
ギィィィ・・・・
軋むドアの動作音と、部屋の中から漂う異様な「闇の残り香」が戦いを決意した私にさらなる動揺を誘っているかのようだった。
だが、そんな私の決意をあざ笑うかのようにその空間はいつもの静けさを取り戻していた。
一抹の不安を残しながら私は任務を全うすべく作業に取りかかる。
ウォッシュマシーンの接続強化を図り、一時しのぎではあるが何とか任務を全うした。

この事件を境に更なる「恐怖の事件」が私の身に起きようとは・・・・。
未だにその戦いを思い出す度、身も凍る戦慄を覚える。
だが、報告だけはせねばなるまい。それが私が選んだ”運命”なのだから。

これら一連の戦いの記録を語る前に、今現在までの尊い犠牲者を記しておこうと思ったが、その者達を思い出す事が未だに恐怖と繋がる「領域」で有るが為、今は控えておこう。

そのうち語らざる終えない戦いの記録を通して彼らの冥福を祈る。

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