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■幽幻戦国絵巻?せぶん 
2005 12 06
Tue 17:17:30

オリジナル小説  Comment 0  Trackback 0  edit.

■幽幻戦国絵巻?せぶん?【小説】
■【プロローグ・旅立ち】
時は永禄3年。
世はまさに戦乱の続く日の本の国。
世界から見ればあまりにも小さな島国の覇権を争い、武将同士の一騎打ちがまさに始まろうとしていた。
その時・・・・
天空に広がる暗雲をかき分けて一筋の光、北方に向けて真っ直ぐに落ちてゆく。
その凄まじき轟音に二人の武将、我を忘れ一条の光に目を奪われていた。
周囲にいた雑兵達もまるで物の怪に憑かれたようにその光を見守っていた。
その時!
光は突然、三つに分かれそのうち一つがまるで目標を見つけて喜ぶかのようにこちらへ向かってくる。
この光景に気を奪われていた者達は突然、我が身の危険を察知し四方へとまるで蜘蛛の子を散らすように我先へと逃げてゆく。
だがその光、まるで哀れな小動物をあざ笑うが如く、頭上をかすめ山に向かって落ちていく。
その光、山腹に激突したやと思えば、全天に広がる暗雲を一掃するが如く巨大な光の柱となり、轟音を伴い大地を揺るがし周囲十里四方の木々はおろか生きるもの全てを払いのけるが如く、疾風と砂塵をまき散らし全てを蹂躙し瞬く間に四方を静寂の地へと変貌させた。

残る二つの光も又、この地をかすめ決められた場所を目指し落ちていく。
轟音と地響きと閃光を残し。
だがその光景を見ることの出来る者はもはやこの戦場には誰一人居るはずも無かった。

この世の物とは思えぬ光と音と風のページェントが終わると静寂が戻り、巻き上げられた砂塵に日の光を遮られ、いつしか周囲は暗黒に包まれた。
まるで何かを暗闇に隠すように・・・・・。

だが世界は何事も無かったように歴史は造られていく。
本来の姿を失いながら。

時は流れ、荒野と化したその地も、植物が戻り小動物が以前の営みを始め深い森に変わって居た。
しかし人々は『羅刹の森』と忌み嫌い誰も近づかぬ土地として語り継がれいつしかその出来事も全てが無かったように忘れ去られて行く。
ただ一つ「羅刹の森には魔物が住み人間を食らう」と言う、噂を残し。

それから百年の時が過ぎ、日の本は未だに戦国の歴史を繰り返していた。
諸国を束ね日の本を統一すべく現れる武将はことごとく、不運に見舞われまるで何者かに呪いでも掛けられたように、阻まれていた。
世界に目を向ければ、疫病と、まるで何者かに操られた様に人々は戦いを続けていた。
もはやこの星には楽園と言える平和な土地はどこにも無い。
男達は戦いに明け暮れ、喰う物を奪い合い、さながら地獄絵図の様な歴史がこの星を覆っていた。


絵巻その1「旅立ち」

ジャンル [ 小説・文学 テーマ [ 連載小説 ]

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