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■地球防衛少女隊『アリス』【短編】 
2005 12 06
Tue 18:10:42

オリジナル小説  Comment 0  Trackback 0  edit.

■【プロローグ・お馬鹿な奴ら】
プロローグ

20XX年。
地球に向かって巨大な宇宙船が一隻長い航海を続けていた。
その姿はまるで(サナダムシ)もとい!!さなぎの様な形をしていた。

永い永い航海をやっと今!終えようとしている。
遙か彼方の故郷の星を離れ、先行の同族の元へと向かっていた。
「ギー!司令官ドン様!只今地球圏1万キロに到着致しました。」
「おー!そうか!やっと着いたか。永い旅だったなぁ?皆のもの! 我々の使命もやっと実るときが来た!本当にめでたい!」

そう言って司令官は部下に特上の祝い食を乗員達全員に配るよう指令を与えた。

「では!我らが使命、先発の我が同胞との再会と、我らゴッキー帝国地球リゾート計画部隊の前途を祈り!」

『ギー!!!!』

その言葉と共に搭乗員全員の手渡された極上のキュウリをもって自らの使命に対して新たな決意をするのであった。

「そろそろ同胞からの迎えが来ても良さそうな距離だがどうだ?」
司令官ドンが通信担当士に向かって現状報告を求めた。
「ドン様!先ほどから先発隊に向けて通信を試みているのですが一向に返事が無いのです!」
「おかしいなぁ?この距離ならレーダー圏内入っているはずだが・・何の電波も受信できんのか?」
「は!それが地球より数種類の電波は届いているのですが、内容が全く理解できない情報なのです。」
「先に連絡があったのはいつだったかな?」
「は!2億年ほど前、先発隊が地球到達した時点で連絡が有りました。」
「我々がコールドスリープ中には連絡は無かったのか?」
「は!記録によると、1億9000年前と1億8000年前に2度連絡が入っております。」
「そうか!読み上げてくれ。」
「ギー!」
『我らゴッキー帝国地球調査部隊より。地球環境は我ら同族に最適と判断。しかし地球には巨大な生物がおり只今コンタクトを試みておりますが、相手は知能程度に問題が有りこれ以上、この種族との交渉は無理かと判断。その後の調査により我らと同族の遺伝子を持つ生物を発見し、これとコンタクトを試みましたが、まだ知能的に未開発と判断し、予定の計画 全域侵略計画、作戦名【手当たり次第】を発動。以後、我ら調査隊は、同族部隊の繁殖を試み、地球規模での侵略を開始します。以上。ゴッキー帝国地球方面調査隊・隊長、ゴマキより。』
「音声と共に一部画像も送られて来ましたが、ノイズが激しく解析不能となっています。」
「2回目の通信内容ですが・・・」
『我らゴッキー帝国地球調査部隊第2期編成隊より。我々同族による地球全域による侵略計画。作戦名【手当たり次第】は尚も継続中。ほとんどの地域で同族の繁殖に成功。尚、繁殖作戦中に若干、遺伝子情報の変更を余儀なくされ只今作業中。しかし作戦には何ら影響は無いものと繁殖部隊より報告あり。繁殖部隊の作戦成功率は98%、後一世代後には作戦完了予定。以後は、本隊到着後に惑星改造計画を発動するべく部隊は待機する。以上。ゴッキー帝国地球方面調査隊・第2期編成隊・フンコロガシより。』
「以上の様な内容であり、以後は報告は記録されておりません。」
「そうか!どうやら作戦は完了し、我ら本隊の到着を待ってリゾート計画を発動すべく、調査隊は待機しているようだな。」

その時、超距離スキャンレーダーによる探査を終えた、調査部主任テントウが司令室へと入ってきた。

「ギー!ドン様!たった今長距離スキャンの結果がでましたのでご報告に参りました。」
「おー!そうか!では報告を聞こう。」
「ギー!生体反応スキャンの結果、我が同族部隊のものと思われる存在が地球全域より確認されました。
 しかし異種族の存在も多数確認。鉱物を主とした文明が存在するものと思われます。ただし個体数においては我ら同族が優位かと判明致しました。」
「おー!やはりそうか!どうやら繁殖作戦は成功したようだな。」
「しかし司令官殿!異種族が気にかかるのですが・・・・」
「なに?案ずることはない!恐らくは、報告にあった低能な巨大生物を奴隷と化し文明の発展に使用したのだろう。」
「さすが!司令官殿!私もその様な事では無いかと推測しておりました。」
「はははは?!これで我々の使命も簡単に終わりそうだな。」
「ギー!!!!」
司令官ドンのその笑いによって、船内は歓喜に包まれていた。

あまりにも粗末な彼らの行動にあきれ果てる解説者であった・・・・・・

「うん?今誰か何か言ったか?」
「いえ。私には・・・・空耳でしょう。」
「そうだな。空耳だな。はははははは?」


地球防衛少女隊『アリス』プロローグ【お馬鹿な奴ら】  おわり。

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