| 赤ずきんちゃん異聞 |
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ある日、赤ずきんちゃんはお母さんの作ったスープとパンとケーキをおばあちゃんのお家へ届けに行きました。
「おばあちゃん、早く元気にならないかなぁ〜」
おばあちゃんは赤ずきんちゃんの大好きな美味しいリンゴパイを作る名人なのです。
だから、赤ずきんちゃんは早くおばあちゃんが元気になって美味しいリンゴパイを作ってもらうのが楽しみで仕方がありませんでした。
そんな赤ずきんちゃんを森の木陰から怖そうなオオカミがじっと見つめていました。
「へへへ、上手そうな子供だなぁ」
オオカミは舌をペロリっとなめると何かを思いついたようです。
「そう言えば赤ずきんちゃんはばーさんの所へ行くんだよな、そうーだ!先回りしてばーさんもついでに頂いてやろうじゃん!へへへ」
そう言うと、オオカミは急いでおばあさんの家へ先回りして、赤ずきんちゃんの声を真似、油断してドアを開けたおばあさんを「ガオー!」と飲み込んでしまいました。
そしてオオカミは、おばあさんに化けてベットに潜り込み赤ずきんちゃんの来るのを待つことにしました。
「早く来ないかな〜赤ずきんちゃん!」
そうとは知らず、おばあさんの家に着いた赤ずきんちゃんはドアをノックしました。
トントン
「おばあちゃん、赤ずきんです、今日も美味しいスープとパンとケーキを持ってきたよ」
「赤ずきんちゃんかい?ドアは開いてるからお入り。」
オオカミがおばあさんの真似をしてそう言うと赤ずきんちゃんはドアを開け家の中に入っていきました。
「おばあちゃんどうしたの?鍵もかけないで」
「あぁ〜さっき郵便屋さんが来てね、その時に鍵をかけるのを忘れたんだよ。」
「そうなのかぁ〜でも気をつけてね、最近悪いオオカミがこの森に住み着いたんだって街の人が言ってたよ。」
「お〜そうかいそうかい、それは気を付けないとね。」
「それでね、私ね、おばあちゃんを悪いオオカミから守ってあげようと、お父さんに教えて貰っているの。」
「ふ〜ん、それは頼もしいね。」
(オイオイ、こいつオレ様を倒すつもりかぁ〜笑っちゃうぜ)
「あれ〜?どうしたのおばあちゃん、声がいつもと違うよ?」
「ゴホンゴホン・・・・ちょっと風邪治って無くてのどの調子が悪いんだよ。」
「あれ〜?お風邪じゃなくて腰を痛めたんじゃなかたっけ?」
「え?あぁ〜こっ腰はだいぶ良くなったんだけど最近冷えてきたからね。」
「ふ〜ん、7月なのに?」
「あっえ?いや〜ね〜この辺は夏でも朝晩は寒いんだよ。」
「ふ〜ん、そうなんだぁ〜、あれ?お布団からオオカミのしっぽみたいなもの出てるよ。」
慌ててしっぽを隠してオオカミが言いました。
「あっ!これはね、足を温めるのに知り合いの人から毛皮を貰ったんだよ、キツネの。」
「なんだ〜びっくりした、私てっきりおばあちゃんがオオカミに成っちゃったのかと思っちゃった。」
「そっ、そんな事あるわけ無いだろう〜それよりお腹が空いたね〜何か食べさせておくれ。」
「うん、良いよ、え〜と、何が良い?」
「う〜ん、そうだねおばあちゃんの一番大好きなものが良いね〜」
「ふ〜ん、一番大好きなものかぁ〜・・・・それってな〜に?」
「それはね・・・・・・・赤ずきんちゃん!お前さぁ〜!!!」
そう言うとオオカミは突然、跳ね起きて赤ずきんめがけ飛びかかりました。
「ガオー!!!」
「きゃぁーーーー!」
追記オープン!!↓
赤ずきんちゃんはそう言うと、飛びかかってきたオオカミを片手でわしづかみし鋭い爪で一撃を加えました。
「ぐえぇ〜」
あまりにも突然の出来事にオオカミは訳が分かりません。
赤ずきんちゃんの放った鋭い爪は、オオカミの腹を割き、オオカミを倒しました。
「ふん!あたいがそこら辺のガキと一緒だと思ったのか!愚か者め!!」
そうなのです、赤ずきんちゃんは獣のような爪を生まれつき持つ特異体質だったのです。
こうして、悪いオオカミは赤ずきんちゃんの活躍で退治され村に平和が戻ってきたのでした。
え?おばあさんはどうした?って?
おばあさんはオオカミのお腹の中で生きていたのです。
そしておばあちゃんと赤ずきんちゃんはオオカミの毛皮をはいで高いお金で売れたそうです。
めでたしめでたし。
(おわり)

このお話は、「この世で一番恐ろしいのは人間です」という教訓を教えるために昔の人が作ったおとぎ話です。(んなわけねーだろw)
〔この物語は、某おとぎ話とは一切関係ありません。くれぐれもお間違いのない様に。〕
◆ Re comments.
しっかりとしたイメージが沸くと比較的簡単に描けたりするんですが、小説を書いた本人のイメージと違うとなるとそれを理解するには結構想像力とか理解力が必要ですよね。
麻生さんと今進行中の小説でも中々お互いのイメージの折り合いが難しく、私のイメージをそのまま受け入れてくれる作者がどれだけ居るか、その辺が難しいと思いますが、出人さんも小説を書く一人としてどう思いますかね?
自分の書いた小説に違うイメージの挿絵を使うかどうか。
たしかにそうですね。「イメージ」という言葉は漠然としていますが、確かに、主人公一人とっても人物の顔がはっきり描かれてしまうと、あ〜、そんな男じゃないんだよなぁとか感じるかもしれませんね。
背景をわりとしっかりかいて、人物はシルエットでみたいなのだと、ま、小説サイドにとってはありがたいとおもいますが、それじゃぁ絵描きの側がおもしろくないかもしれません。
ま、読者の一人として書くのであれば、ま、作家は文句は言えないところではあります。コラボとなると、いろいろ注文をつけたくなるかもしれませんね。
小説は、わたしは書いてません。なかなかね〜。
確かに欧州では、オカルト的とかモンスターとかそう言った類が多いですし、日本は、不思議な現象とかを物語にしたものが多いですね。
話の作り方もあるのでしょうが、考えてみたら・・・・
欧州は人種の争いや宗教的な争いが絶えない国がほとんどですよね。
それに狩猟民族と言うのも有るんでしょうか、宗教に絡めて作られた話が多いように思います。(絶対悪みたいなモンスター)
その点、日本は自然現象を題材にしたお話が多い感じですね。
多分、民族的な争いと言うのがあまり無い島国で、農耕種族だからなんだろうと思いますね。
ですから、自然の力とか異人さんをSF的なお話として作られて居るんじゃないかと、DDTSSさんのコメントで考えました。
ん〜この辺を生かしつつ次回作に・・・・・かもです(笑)
背景と言うのはその点、誰が見ても際だって違和感ないですから。
そう言う意味では背景画を得意とする方の方が挿絵とかに向いて居るんでしょうね。
実はと言わなくても解ると思いますけど、背景の苦手な私には挿絵自体が向いていないと言うことに成るんでしょう。(^^;
習得したい分野でもあるんですが、なんか大変そうw
でも背景画を習得できれば、私の野望も・・・・・(笑)
と言うかデザイン的に才能無いですからダメか(自爆)
怖いと思ってくれると、描いた甲斐がありますよ(自爆)
5人組、まだまだ手抜きと言うか、修正する気は無いですけどもっと表情を出せたら良いんですけどね。
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