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D.A.?オープニング 
2008 12 21
Sun 14:30:35

オリジナル小説  Comment 4  Trackback 0  edit.

オープニングで終わりそうなオリジナル小説w

イラストは頭の中に有るのですが、最近モニターが小さくてイラストを描くと目が疲れ・・・・・
と言うか辛い毎日を小説に叩き込んで憂さ晴らし(ToT)


追加イラスト(2008-12-23)
ジェド
ジェド=A.D.スタイル(こんな感じの)

プロフィールは次回作で考えます。(^^;
今日も薄汚れた太陽の光で、オレは目覚めた。
時より頬に当たる湿った風を感じながらまだ生きている自分を認識する・・・・いつもの朝。
冷たいコンクリートの橋桁を塒にしてどれほどの時間が経ったのだろう・・・・
嫌、それ以前にいつから俺は此処にいるのか記憶さえ定かではない。

俺の街・・・・
家を持たず、家族を持たず、俺は一人此処にいる。
どこからともなく朝餉の臭いと、家族を叩き起こす女の声。
鼻をつく悪臭のたまり場と化している川の畔に俺はいつからか塒にするようになった。
「ピッピッ!起きろ!ピッピッ!」」
まだ醒めやらぬ俺の傍らで、いつも決まった時間に叩き起こすコイツ。
どんな時も俺の傍らを離れず、死神のように付きまとうコイツ。
俺にとっては、相棒と言うより、体の一部みたいなもので気にも留めないが、俺に時を告げようとでもするのか
この音だけは俺に現実を呼び覚まさせる。
「うるせ?」
そう言ってコイツの頭をこづく・・・・それが俺とコイツの日課だ。

ジェネレーターの唸りと体温の上昇で俺は徐々に目覚めゆく自分の体を感じながら、どんよりと薄汚れたこの街の住人として今日も俺は立ち上がる。
「行くぞ」
「ピッ!」
ジェネレーターの出力が徐々に平常値に安定するのを感じながら俺と相棒は、街へと続くひび割れたアスファルトの道を歩き出す。
「ジェド、右上腕関節駆動系にひずみ音が聞こえる、直せ」
「あぁ、分かってる」
俺の体をスキャンして分かり切った事を毎朝伝えるコイツに促されるように、俺は駆動系の再調節をする。

俺の体の60パーセントを占めるサイバネティックのメンテがコイツの仕事、と言うかその為に造られたワンマシーンが、俺の相棒でもある。

一つ言っておくが、俺は浮浪者ではない、仕事柄こんな生活をしているが、歴としたこの国の市民権を得て生活している・・・
別に俺が望んで今の生活が有る訳ではないが、只毎日を成り行き任せで生き抜いていたらこうなったと言うのが正しいのかも知れない。。
世間一般では、夢を持ち家族を持ち仕事を持ち経済社会への貢献をすることこそが市民の義務であり、権利だと言うが、物心ついた時から一人だった俺には、今の生活も惰性の産物と言えるかも知れない。
只生きるために、俺が出来ることをしている・・・・と言うのが本当だ。

「ジェド、メッセージが一件入っている。保安局からだ。」
「分かった。」

せかされるように素っ気ない会話のやり取りでいつもの道を歩いている俺とコイツ。
所々に生きているのか死んでいるのか分からない奴らが道を塞いでいるが、俺には関係ない。
ポンと小石でも避けるように隙間を縫って俺たちは喧騒の街に向かっていた。

「よう!ジェド、はいよ!」
「オッス」
ジェドはいつものオープンカフェのホットドッグを受け取ると、今朝の新聞を抱え、いつものカウンター端に座った。
「ジェド、又保安局か?」
「あぁ」
忙しい朝のカフェの中、オーナーのボブがボブ特製のカフェを差し出した。
「なんか最近、やたらと保安局の仕事増えてないか?ジェド」
「あぁ」
「まぁ?アンタには都合が良いんだろうが、少しは奴らで解決しろってんだよな。税金泥棒どもが」
高い市民税を払わされてか、ボブはやたらと威張り散らし、困るとジェドの様な裏家業に頼る保安局にうんざりしていた。
「今じゃ、ジェドの様な奴らが居るからこの街で商売できるんだけどな。物騒な世の中になったもんだよ。」
奴ら呼ばわりするボブの愚痴も毎日聞かされると、ジェドには一日の始まりを感じさせてくれるカフェインの様でも有った。
「じゃ、そろそろ行くわ」
「おぉ!気をつけてな。」
そう言うと、ホットドッグをカフェで口に流し込み、ジェドはボブの店を後にした。

保安局、昔は各地に配備された警察署を束ね、一般市民を守る全国的組織だったが、政情の不安が増し経済の破綻を含むこの国では、犯罪者の捜査、逮捕など実働は、ジェドのような兵士崩れの臨時雇用で補われているのが実情であった。
しかし公僕のメンツというか、学歴を持つ者の砦のように、表立っては”一般市民を犯罪から守る正義”を掲げる組織であり、実質事務処理のみとは言え、ジェドのような人間を統括する公共サービスでも有る。
ジェドのような職業を、この国では”ダストエージェント”、”D.A.”と呼ばれる。
要するに、街のホコリの掃除人って所だろう。
多発する犯罪者に懸賞金を掛け、個人登録による捜査員と言うシステムがこの国の多くの犯罪を解決している。

D.A.の多くは、前大戦の帰還兵や裏社会で戦闘を好む者達で構成されている。
中には企業として組織化しているものも居るが、仕事の性格上、他人と馴れ合うことの出来ないはぐれ者であり、犯罪者崩れも少なくはなかった。

勿論、この退廃した国にも法の元、裁判所もあり、保安局の役割は、殺人などの凶悪な犯罪者限定であり、法規的認可を得て彼らD.A.は合法的に犯罪者を処断していた。
彼らに与えられた仕事は、犯罪者の捕獲もしくは排除。
要するに手配された犯罪者を逮捕しようが殺害しようが彼らの判断に任せる殺人許可書の様なもので、それに伴う危険は彼ら自身の責任であり、保安局は何の保証もせず、成功報酬と殉職時の見舞金だけである。

先の大戦で、多くの帰還兵、得に改造を受け戦闘における精神的病を持つ者への雇用対策として、政府が作り上げた苦肉の政策でもあった。
人道主義に劣ると言われたが、経済社会の恩恵を受け謳歌した者達にとって、大戦で疲弊した社会と経済不安が招いた秩序の復活には、致し方ない事だったのかも知れない。
帰還後、行き場を見失っていた者達にとっては、唯一生き残る手段でもあり、自らの死の恐怖を味わうことでの精神崩壊を癒すには自ら死と隣り合わせの合法的な戦闘が彼らの救いだったのかも知れない。

だが一方で、戦闘マシーンとして兵士を送り出した政府への不振は、見せかけの平和の中で不満となり最悪のペースで凶悪犯罪増加の一途を辿っていた。

Re comments.

「面白くなりそう^^」
最初ちらっと読んだときにはまだイラストがなかったんですが。思ったより「美形」だったデス^^
2008/12/24(水) 19:10:45 [URL] 阿檀さん [編集]
「Re: 面白くなりそう^^」
自分ももっと強面とか、ダサイイメージだったんですが、どうせなら格好良くと思いこうなりました。(^^;
実は、阿檀さんがネタにしてくれないかなと(笑)

ここでクイズですw。
さて~このジェドの世界、何処かで聞いたことがないですか?

○○○の登場人物の世界です。
少し時代がさかのぼるのですが、ちゃんと彼も登場する世界です。(悪役としてw)
2008/12/25(木) 00:27:07 [URL] 有希之武さん [編集]
「悪役w」
もしかして、私が書くとただの「いい人」になってしまうので手を焼いているあの方ですか?
2008/12/25(木) 01:38:15 [URL] 麻生/阿檀さん [編集]
「Re: 悪役w」
実は私もあの人は、基本的に良いヤツなんですが、科学者ですから冷たい部分も有るだろうと。
それでニエルの世界を描いてみたいなと思いジェドくんを思いついたわけです。
わたしの頭の中では、ジェドとの争いが逢ってから麻生さんが描くニエル像になるんじゃないかなと。
まぁ~基本、悪人と言うよりジェドが関わる凶悪犯の改造者がニエルだったという(もう落ち?w)
2008/12/25(木) 09:14:36 [URL] 有希之武さん [編集]
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