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『キナの海(仮)』プロローグ 
2010 02 01
Mon 13:09:17

オリジナル小説  Comment 0  Trackback 0  edit.

小説ネタと云うか、何となく思いついた物語です。

でも完結するか、続編を書くか全くわかりませんが・・・・・・・

まぁ?最後まで仕上がった小説は一つしか無く、これも多分なんとな?く箪笥の肥しかな?(^_^;)


あらすじというか大まかな物語は出来ているのですが。
人類文明が崩壊した時代、それでも人間は生き続けている訳で。
舞台は、氷河期に入った地球の日本と呼ばれた北海道が始まりです。
細かな地域は限定せず、わずかに残った日本人が細々と絶滅を迎えつつある世界。

その中で、過酷な環境と生い立ちをもつ主人公が”母”である、戦闘用アンドロイドと別れ母の生まれた故郷を目指して日本列島を縦断する中で、色々な人々との葛藤や人としての逞しさを旅の中で成長し、やがて一つの集団の長となる物語です。

まぁ?戦闘用アンドロイドに育てられるわけですから、戦い生き残る事を幼いときから教え込まれ、人間の愚かさや心と云う物を知識はあるが実際に旅を続ける中で、色々な矛盾や葛藤で成長していくと云う感じでしょうか。

生き残る事だけがこの時代の人間達ですから、夢とか希望などは無く、ただ毎日を必死に生きてるそんな世界です。
そんな過酷な状況の中、主人公の旅がもたらす国家創世を描いた物語ですね。

ラストは、主人公の”母”が生まれた(作られた)沖縄の米軍基地跡に母の形見を埋葬し、仲間の元へ戻る・・・・

と言うような物語です。

ん?小説になるか、イラストになるかわかりませんが・・・・・
地球温暖化による異常気象とオゾンホールによる人類文明崩壊後の世界

異常気象とオゾンホールの異常によって地球規模で災害が多発し文明は貧困と災害の復旧に喘いでいた。
その中でも巨大なオゾンホールは世界各地に直接的な被害を与え、更に電離層の異常による精密機械への影響は世界経済に多大な影響をもたらした。

その災害から何とか生き延びようとする人々は高層ビルの街々から地下都市や洞窟へその生活を移行せざる終えなくなっていた。

更に地上での軍事行動が難しい局面を迎え、各国は人工知能を搭載したロボットによる武装の転換を迫られ、その技術の進歩は目覚ましく軍事だけにとどまらず、食料の生産や居住空間の確保にも使用されるようになった。

しかし地球温暖化は更に悪化しめまぐるしく変わる気温の変化に地表はやがて荒れ果てていった。

更に度重なるオゾンホールの発生や電磁波異常が頻繁に起きるようになり、核兵器の管理が不十分であった某国でメガトン級の地上誤爆に誘発され、地球規模の大陸プレートの影響で各地の活火山が噴煙を上げ、膨大な量の粉塵が大規模に空を覆うこととなった。

それに伴い人類文明は一握りの人類を残し事実上、滅亡した。

生き残った人類もエネルギー不足や食料の圧倒的な不足により更に加速的にその数を減らしていった。

地球規模で火山噴火や核爆発による粉塵は、地球温暖化を終わらせ一気に氷河期へとその姿を変えていく。

やがて赤道付近のみを残し世界は分厚い雲に覆われ、太陽は隠され生きるもの全てに甚大な被害を与えていた。

分厚い雲の影響を受けなかった赤道付近も、オゾンホールの影響を受け、気温は上昇し、かつて人類が経験したことがないほどの巨大な低気圧を頻繁に発生させ大規模な災害を幾度も繰り返し、さながら人類が与えた全てを急激に洗い流すかのようにその激変は続いた。


そんな中でも一部の人類と少数の生物は生き存え徐々にではあるが、その厳しい自然に耐え新たな生活を始めていた。

大地は、膨大な粉塵と共に急激な火山活動を終わらせ、降り積もる火山灰によって覆い隠された森林や人類の傷跡など、全てをその静けさの中に閉じ込めた。

かつて地上の楽園といわれた島々も既に無く、オゾンホールや火山活動による森林火災も膨大な粉塵が一度に降り積もったため多くは炭化し氷河に覆い尽くされていた。

地下にその住処を移した人類は、栄華を誇った文明を記憶にかろうじて止めていたが既にその世界を見たものは死に絶え、新たな世代に移り変わり、徐々に失われていく文明を生存の為だけに辛うじて止めるに過ぎなかった。

大災害から百年ほどが経ち、地下に逃れていた生物も徐々に凍り付く大地にその姿を現し始め、復元不可能と思えた海洋も深海に生きる生物などが徐々にその数を増やし、この地球で一番、生物の豊富な生態系をなしていた。

とはいえ、嘗て栄華を誇った地球の生命系は、その姿を一変させていた。

学者たちが予想した以上に、地球の生命は強靱であり、貪欲であり、繁殖力はすさまじい力を持っていた。


そんな世界の片隅、嘗て島国の北の大地と呼ばれた、今は凍てつく氷に覆われている小さな都市の廃墟があるその一角でこの物語は始まる。


嘗て栄華を誇った人類は、町を捨て地下に逃れた人々もその急激な環境の変化に耐えきれず、その数を激減させ、絶対的なエネルギーの不足により大規模な地下施設を離れ、辛うじて生きていける少人数で、地上の洞窟を住処として、太古の生活さながらに生存を続けていた。

一人一人が生きるだけで精一杯のこの世界では、既に国などは存在せず、都市すらも形成していない。

十数人規模のコロニーが、無数に存在するが、かつて億単位を誇った人類は全世界合わせてもその数を百万単位にまで減少していた。

この北の大地にも人類は辛うじて生き延びていた。

確かな数を数えるものも居ないこの時代、幾つかの幸運が重なったのか、沿岸部に特に多くの人類が生存していた。



太陽光エネルギーで動く人間型アンドロイド(女性型)
捨て去られた洞窟都市の出口に近いビルの一室に崩れた岩石によって左腕と両足を失い、うち捨てられていた。
エネルギーを失い停止してから数十年、メモリーの半分、特にかつての行動記録などが消失、または読み取りエラーを起こしている状態。

一日のうち数時間、日が射すこともあるこの部屋であるが、その光もアンドロイドには届かず、起動することは無かった。


ある日、どこから来たのか赤ん坊を抱え、旅をしてきたのかその女と赤子は寒さと吹雪に耐えきれず、この洞窟のアンドロイドが居る部屋に倒れ込んだ。
泣き叫ぶ赤子の声にも女は身動きせず、赤子を抱いたまま息絶えていた。

数時間が経ち、外の吹雪が止みこの部屋に何日かぶりの日射しが骸となった女と死を間近にした赤子の上に降り注いだ。


母子を包むように射す日射しは、銀色の防寒着を反射して、何十年ぶりかの光を受けたアンドロイド

「ギューン・・・クックッ・・・」と人類から見捨てられた高度な機械、今はただの人形のようなその体から何かの作動音のような響きが静かなこの部屋にかすかに聞こえ始める。


徐々に意識と言えばいいのか、アンドロイドの聴覚センサーが不完全ながら作動し始めた。

「声・・・・?人?・・・・赤ん坊」

センサーからの情報を元に不完全な人工知能が、アンドロイドの本能と言うべき「人間への奉仕」が、今途切れようとする赤子の泣き声と徐々に弱り始めた心音に、最優先の「本能」が、危険を察知した。

「対処法・・・・・」

壊れかけたライブラリーから赤子の生命維持に必要な情報を検索し始めた。

「体温の維持・・・・・カプセル・・・・」

導き出されたデータからアンドロイドは、自らが存在するこの部屋を可能な限り、サーチを開始した。
だが、周りに散乱する物体がこの部屋の天井を貫いて居る岩石と長い歳月で降り積もった埃にまみれ判別が難しかった。
左側の物体の埃を取り除こうとして、左腕にあるはずのセンサーが何の情報も送ってこない・・・・
自らの内部センサーから右腕の破損が確認された。
他にも両足の膝から下が天井からの岩石で挟まれ身動きが取れないことが同時にわかった。

再度、聴覚センサーと赤子に向け状態を調べ始めたが、まだ多少の時間は許されると判断。
更に自分のボディー腹部に内蔵されている蓄電池が人体に近い温度を発生させていることを温度センサーが感知し、赤子の体温保護に有効だと判断された。

未だ全ての機能を起動させられるエネルギーは無い・・・・・
再度、ライブラリーを検索し、自らの型式を探したがメモリーの破損が酷く見つからない。

「類似するデーター・・・・脚部・・・・」

検索を続ける中、アンドロイドの損傷に伴うパーツの自動除去機能を見つけた。

今現在受けている太陽光が設計時の10パーセントとは言え、10分ほど受けた光のエネルギーは、膝下間接部のパージには全て使用されるだろうが、光を受け続けている状態であれば駆動部を最小限に抑えることで、再充電20分で赤子までの距離、5.3メートルの右腕のみの移動は可能と判断した。
予想される赤子の生命危険レベルまで22分・・・・
アンドロイドは、その答えを導き出すと躊躇無く、両足の膝関節部へエネルギーを送り込んだ。

「パキーン!」

金属がはじけ飛ぶような音が、アンドロイドの両足膝関節部から響き渡った。

一瞬のエネルギーロストによる人工知能の停止は幸いにも免れた。
もしこの時点で、人工知能が一時停止し再起動がかかれば、周囲の再確認、赤子の認識に5分を要する為、赤子の生存確率は絶望的だっただろう。

更にアンドロイドは、徐々に充電されるエネルギーを最小限使い赤子の生存率を上げるため、エネルギーの必要量とそれに対する対応を考え始めた。

「太陽光エネルギー吸収型人工皮膚・・・・稼働効率35パーセント・・・・・
 背面部受容体・・・・・・・38パーセント・・・・・」

年月によるエネルギー受容体としてのボディを包む人工皮膚の損傷が著しい。


大災害によるロボットおよびアンドロイドの必要性が叫ばれ、人類最後の科学技術全盛期とも言える90年ほど前
エネルギーを太陽光から自動的に得る方法がもっとも多く作られた。
これはまだ核爆弾の地殻変動以前で有ったため、化石燃料はシェルターおよび地下都市など安易で備蓄可能な資源を最優先したため、省電力化や太陽エネルギー受容体の開発が盛んに行われ、軍事、民間を問わず、ロボット・アンドロイドには標準で装備されている。
当初は、燃料電池など複合的なエネルギー供給システムが考案されたが、量産化されるにつれボディー本体の画一化と相まって安価に製造されるようになると一番効率の良い太陽光が都市のエネルギーと相まって多種多様な受容体が開発されていた。

一般的なロボットは形状的にフレーム構造を基本としていたが、人間と共に活動する高度な順応性が必要なロボットは硬質なロボットと言うより、より人間に近い柔軟な素材で製造され、《ドール》と呼ばれ育児、介護、医療など幅広くその活動範囲を広げていた。


このアンドロイドもより人間に近く本来はメインフレームからのデータベースでコントロールされる事が通常だが単体での活動も付加されたモデルと思われる。

「緊急用背面パネル確認・・・・パネル展開により最大稼働率38パーセントから48パーセントへ移行可能。これにより必要エネルギーの確保に300秒程度の短縮が見込まれる。」

緊急用背面パネルとは、最大出力以上のエネルギーの必要性に迫られたとき背中に装備された4枚の受容パネルを展開し短時間でのエネルギー供給が可能となる、主に軍事的使用に装備されることが多い。

しかしこのアンドロイドの背面パネル4枚の内、損傷を受けていないものは一枚のみであり、駆動用エネルギーとしてではなく本来、両腕に装備されるシステムへの供給用である。

アンドロイドは、周囲を見回し赤子に必要となる熱源を確保する方法を残されたライブラリーの中を捜した。

「熱源確保は長期になると推測されるため、平均温度37度を維持可能なカプセル形状が望ましい。」

幸い、アンドロイドが居るこの廃墟と化したこの部屋には生活に使用されていたと思われるポリ製のタンクや食料保存用の小さな保冷庫が確認された。

またかつては窓であった所から吹き貯まった氷雪を見つけ、毎日数時間とは言え日光の当たる赤子の周囲には苔らしきものが微量ではあるが確認できた。

アンドロイドは、エネルギーが確保される時間の中、可能な限り破損したライブラリーを検索し続けもっとも必要と思われる常時必要な熱源の確保、継続的に補給されなければならない水分と栄養素を維持するシステムを考え続けた。

しかしシステムを作るには、圧倒的にエネルギーが不足しており、更に何度となくかけている自動診断プログラムによるボディの稼働状態を考えると、自らのボディを使用した保育器的なものが最適と判断された。

だが、まずは赤子の生命の保全が最優先である。

一秒でも早く、赤子の元へ辿り着き低温状態を脱しなければならない。

そう結論を出したアンドロイドは、動けぬ自身の位置から素早く赤子を移動させ、アンドロイドの充電池が納められている腹部を開き一時的に収容することを選んだ。

その為に必要な残された片腕の状態診断を続けながら赤子確保に必要な工具を捜した。

しかし5メートルほどの距離から赤子を捕獲できるような棒状のものはこの部屋には見つからなかった。

ライブラリーを検索してもそれに必要なデータは確認できない。

アンドロイドは、既に破損して使用不可能となった自らの片腕、両足に使用されているケーブルはフレームなどを解体し繋ぎ合わせる事で可能と判断した。
要するに釣りのように赤子を包む布部分に代用ケーブルを引っかけアンドロイドの居る所まで引き寄せようと言うのである。
これならば自らの損傷状態をフルに使い赤子の所まで移動するより、時間の短縮が出来、最低限のエネルギー効率で作業が開始できるとアンドロイドは判断した。

未だぎこちない動きでは有るが、必要最低限の機能だけを残し、アンドロイドの作業が始まった。

5分ほどで完成したワイヤーのような形状の釣り糸を、早速赤子に向けて投げつけた。
数度の同じ作業が繰り返されたが、何とか赤子の衣服に毛羽立たせたワイヤーの先が絡みつき、ワイヤーを手繰り寄せると赤子の衣服が動いた。
ワイヤーの先が外れないように気をつけながら慎重にワイヤーを手繰り寄せるアンドロイド。

15分ほど経っただろうか?無事赤子はアンドロイドの腕が届く位置まで手繰り寄せることが出来た。

赤子の生体状態を詳しく確認後、アンドロイドは自らの腹部を解体作業で残った金属部品を使い開き始めた。

やがて充電池部分が露出しほんのりと熱源が沸き上がる。

アンドロイドに使用されている充電池は液状の反応液を幾層にも重ねられたパック状のものが使用されていた。
そのパックに直接赤子の体が触れるように衣服を脱がせ、腹部へと収容したアンドロイドの姿は、まるで人間の妊婦の様に見えた。

アンドロイドの適切な判断と対応で、徐々に赤子の体温は上昇し、呼吸も安定してきた。

やがて赤子は母親に抱かれるように安心したのか笑みを浮かべながら眠りについた。

「良かった・・・・」

アンドロイドが誰に聞かせるともなく呟くと、日の光はいつしか途絶え、アンドロイドも最低限の機能を残し眠りについた。

ジャンル [ 日記 テーマ [ とりあえず書いとこ ~ф(゜゜) ]

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